桑沢祭2016「360°」報告 ( 2017年06月22日掲載 )

桑沢祭2016 は「桑沢デザイン研究所の学生ひとりひとりの考えるデザインを体験、発見、発信するデザインの祭典」をコンセプトに、「360°」をテーマに様々な企画を行いました。

 桑沢祭伝統のファッションショーを始め、学生たちによる手作りのオリジナルグッズを当日限定で販売している「桑マート」、会場を盛り上げてくれる学生デザインのゆるキャラ「サムレオン」、SNS を取り入れた「Qoom」、学生たちがデザインを競い合う「桑沢グランプリ」、飲食店のCafe「サークルサンド」、夜間部の学生による光で絵を描くルミノグラフ、会場B1 ~ 7F の各階全く違った空間デザイン、桑沢祭web サイトや公式Twitter、各ゼミの展示、学生の生の声を楽しめる「桑沢ラジオ」の放送、開催1週間前に代々木公園で行った桑沢マンとサムレオンによるパレードなどです。どの企画も学生自ら企画運営しました。会場内ですれ違うお客様からは「すごい」「たのしい」「おもしろい」など数々のありがたい言葉が聞こえていました。

 本年度の結果として、桑沢同窓会ほか多方面からのお力添えもあり、どの企画も昨年よりも参加者・出展者が大幅に増え、盛り上がりを見せました。また昨年から引き継がれた反省点についてそれぞれの部署内で問題解決ができていました。

 組織を運営する中で、学校の授業とは違ったかたちでデザイン思考を学ぶことができ、学生の自主性・創造性を引き出すことに成功したといえます。

 来場者からはポジティブなご意見を多くいただきましたが、私たち運営側としては今回の結果にまだまだやれることがあったのだと誰もが感じ、未来に繋げる意志を持ちました。

 今後さらに昇華していく桑沢祭の、基盤づくりに大きく貢献できたと考えています。

記:桑沢祭2016 実行委員会委員長 槌本祐介

桑沢祭02

桑沢マンとゆるキャラ「サムレオン」

桑沢祭04 2

サムレオンによるパレード

桑沢祭03

飲食店のCafe「サークルサンド」

桑沢祭01

ファッションショー

桑沢祭07

桑沢グランプリ