┃桑沢デザイン・オブ・ザ・イヤー賞
中西元男(PAOS代表/1部34L研A)



昨年1月に開催の「脈動する超高層都市、激変記録35年」展で、新宿駅西口のドラマチックな変貌を35年にわたり記録し、高層都市づくりのあり方を問いかけました。その視点の素晴らしさは各方面から大きな反響を呼び、アンコール展の開催や多くのメディアに取り上げられ、写真集も出版されました。その作品と展覧会 に対し賞が贈られました。

■受賞のことば
新宿の定点観測の一番最初のアングルを決めたのは同窓会前々会長の山田脩ニ氏でした。このアングル決定が35年間撮影し続けられた大いなる先見性で、その後計4人のカメラマンでバトンタッチされましたが、そのうち3人は桑沢出身です。実は私は桑沢賞の審査委員をしており、選んでいる人間が賞をいただいていいものかとは思いましたが、母校同窓会の賞は何ものにもかえがたいので、いただくことにしました。ありがとうございました。