┃桑沢賞 高橋正実（デザイナー／1部H8L研GD） 高橋さんは1996年に桑沢グラフィックデザイン研究科卒業後、マサミデザインを設立。多くのことを同時にイメージし、社会とつなぎあわせ、デザインを「社会の問題解決策の一つ」としてとらえ、社会、環境、文化、産業、歴史、教育などのさまざまな分野に展開しています。 みずみずしい感性によるデザインの可能性自体を今後も拡げるであろう、魅力的なデザイン活動が期待されます。その期待に対し桑沢賞が贈られました。 ■受賞のことば 本日は桑沢賞をいただきましてありがとうございました。大好きな桑沢の皆さんから、これまでの中でいちばんうれしいできごとをいただきました。 桑沢で学んだことに誇りをもっています。商品を一つデザインすることも社会のことを考えることも、たくさんの点から線、そして面へとつなげることであると桑沢で学びました。それが今の自分に大きな基盤になっていて、多くの人の立場になって考えることと社会の問題をデザインという方法で解決してゆくデザイナーという仕事に就けたことに感謝しています。