┃桑沢地域賞 奈良島知之（サイエンスアーティスト／1部45L2Cイ住） 奈良島さんは、87年以降、活躍の場をアメリカに移し、世界的に著名な科学誌「サイエンス」の表紙をかざるなど、超一流のサイエンスアーティストとして活躍されています。 サイエンスアートとは、現実に目にすることがない理論やシーンをわかりやすく表現するもので、高いレベルの専門知識と咀嚼力（そしゃくりょく）と卓越した表現テクニックを兼ね備えていなければなりません。 そのような世界で日本人先駆者として活躍する一方、昨年より、サイエンスアートの認知・定着・教育機関の提案など、サイエンスコミュニケーションやジャーナリズムをアートサイドから見直そうと日本での活動を始められました。 ■受賞のことば 本日はありがとうございます。サイエンスアートはまだ日本では認知されていません。しかし近年、サイエンスコミュニケーションとかコミュニケーターの分野が見直されつつあります。これからもぜひサイエンス畑の方々にアートサイドからのアプローチをよろしくお願いいたします。