┃桑沢賞
大久保裕文(グラフィックデザイナー/2部59VD2B)


1959年東京下谷生まれ。東海大学文学部、セツ・モードセミナーを経て桑沢デザイン研究所を卒業。 1990年デザイン事務所ベター・デイズを設立。雑誌を中心に書籍、広告などグラフィック全般に活躍しています。

主な仕事としてはCREA、LUCi、レタスクラブ、Style、GOETHE誌等のアートディレクションおよびデザインを手がけています。その明快で分かりやすいデザインには定評があります。 受賞に、2005年・2006年に光文社新聞広告で読売出版広告賞・金賞を2年連続で獲得しています。 2005年にはイラストレーション誌 チョイス審査員をつとめています。

■受賞のことば
光栄です。昨年の夏にイラストレーターの矢吹申彦さんのアトリエにおじゃましたとき、テーブルの上にこのブロンズ像が置いてありまして、それは何ですかと聞いたところ、これは桑沢賞でいただいたとのことで、その時私は初めて桑沢賞の存在を知りました。その翌年の今回、自分がもらえるとは思いもよりませんでした。

桑沢を卒業して30年近く、ベターデイズを設立して20年、そして私は来年50才になりますが、そんな節目にありがたいプレゼントになりました。いろいろの方々に支えられて今まで来られたと思います。出会った人すべてにありがとうとお礼を言いたいです。とくにパートナーである私の妻に感謝したいと思います。


大久保裕文氏作品