┃桑沢スピリット賞
坂本久仁子(スタイリスト/1部58D2A)


1984年桑沢デザイン研究所卒業後、スタイリストとして独立し、マリクレール誌、フィガロ誌などのモード誌のスタイリングを担当しています。また、ロッテ、ネスレ、資生堂、花王、カネボウ、日産などのCM分野のスタイリングへも大きく活動の場を広げています。

現在は、クロワッサンプレミアム、婦人画報などの女性誌のスタイリングも数多く手がけるほか、岸恵子、原田美恵子、羽田美智子のほか数多くの女優やアーティストのスタイリングを担当し、スタイリスト分野の第一人者としての地歩を築きつつあります。
スタイリスト活動のほか、読売新聞家庭欄、クロワッサンプレミアムなどにファッションコラムを連載し好評を得ています。

■受賞のことば
このたび桑沢から賞の知らせが来て、本当に驚きました。私が賞にあたいするのか戸惑いがあったのですが、スタイリストという仕事に目を向けていただけたことが本当にうれしく光栄に思います。これも、たくさんの方々に表現の場をいただけたからだと思います。
私はヘアメイク活動をしていたため、5年ほど遅く入りましたのでクラスで一番の年長でしたが桑沢に来たいという思いが深かったゆえに学生生活はたいへん濃いものでした。卒業後、念願のスタイリストになることができ、それから数十年過ぎてこのような賞をいただけたことは本当にうれしく思います。
いつも仕事の場を与えて下さる方々、私の主人と子供たち、そして私を支えてくれる友人たち、それと長年にわたるこれまでのアシスタントのみなさんにありがとうと言いたいです。これからもますます頑張りますのでよろしくお願いいたします。

坂本久仁子氏作品