┃桑沢新人賞


新人賞選評

八十島ゼミ 
増尾 亜由美  Ayumi Moauo「AIDS」
社会問題としてのHIV感染を、自分の身近なこととして引き寄せ、写真とタイポグラフィにより同年代の共感を得ようとした試みが評価されました。

浅葉ゼミ
安齋 朋恵  Tomoe Anzai 「立体ポ」
ひらがなの筆の運びをそのまま一筆書きとして立体で見せたこの作品は、手作業の見事さと、字自体が自立している点などが評価されました。

高橋ゼミ
原田 一樹    Kazuki Harada「凸凹CUBE 」
立方体を面の構成を考えながら1点ずつ手作業で丁寧に制作し、立体のかたちとしくみを追求した作品群と探求心が評価されました。

白根ゼミ
久保 飛鳥  Asuka Kubo 「ほどいた色」
テーマ・構図・描写力が高いレベルにあり、手を動かす事、絵を描く事に真面目に取り組んだ姿勢が評価されました。

渡辺ゼミ
川崎 涼子    Ryoko Kawasaki 「Impellight -かざぐるま-」 
Impellight=Impel+light(羽根車+ライト)“かざぐるま”と名づけられたこの作品は、羽根車(風車)自体が発光体(有機EL)で出来ている、自分で発電しながら発光する・・・自己完結型のストリートファニチャー、外部からのエネルギー補給無しで稼動できる、環境型の提案と発光体自身が風車である着眼点(造形的要素)が評価された。
文責:野口英明

藤田ゼミ
弥生 芽来  Meg  Yayoi  「womb」
エアリーで軽やかなボリューム感とハンドメードの重厚な素材感が上手く調和し、若々しいエネルギーを感じさせる作品として評価されました。

デザイン専攻科 
熊崎 栄倫子 Eriko Kumazaki「honey blossom」
ハニカム構造とフエルトの素材を組み合わせ、携帯クッションにまで発展させたヒューマンなアイデアと、スマートな完結性が評価されました。

 


新人賞作品

新人賞作品

新人賞作品