桑沢祭2015レポート ( 2015年11月02日掲載 )

桑沢祭2015 報告書

 10月10日(土)から12日(月・祝)の3日間、2015年度の桑沢祭を開催しました。
 今年の桑沢祭は「気持ちを晴れやかに」というコンセプトのもと、運営を行いました。このコンセプトには、とにかく【桑沢祭】を楽しんでもらいたい。そして自分たちにとっても心から晴れやかになれるような学祭にしたい、という思いが込められています。日本を意識したテーマであったため、やや限定された表現になってしまったところもありました。しかし、学生たちが迷いながらも、与えられた時間の中でやれることはすべてやりきり、ひとりひとりが作り上げた素晴らしい文化祭であったと自負しております。
 具体的な活動について報告させていただきますと、今年度は、新しい企画を数多く行いました。「東京HACK」による渋谷・原宿間のパレード。桑沢と多摩美統合学科による有志展示企画である「くわ×たま」。桑沢祭における数々の功績をたたえるために行われた「桑沢祭アワード」。いずれの企画も新しいアプローチであり、多くの来客の方々より好評をいただく結果となりました。
 また、今回どの部署も大変積極的に活動を行ったことで、「グランプリ」、「ファッションショー」、「桑マート」は例年に比べ出展者数が増え、盛り上がりを見せました。昨年に引きつづき製作したきぐるみ「はれっぴぃ」は、その愛嬌とクオリティの高さから、幅広い年代のお客様に楽しんでいただけたのではないかと思います。その他の企画に関しても、生徒自身がかけてきた努力の跡が一つでも見えるような企画・展示ばかりでした。
 桑沢祭実行委員長をいう責任のある立場を経験して一番に感じたことは、なによりもたくさんの人に支えられている、ということです。生徒ひとりひとりを含め、学校の教職員の方々や同窓会の方々、協賛企業のみなさま、そして、ご来校いただいたたくさんのお客様。何百という人たちが力をかしてくれました。そのご協力があったからこそ、桑沢祭を開催できたのだと強く感じております。 
 この文化祭を通して、私たち学生は日頃の授業では学べないデザインのエッセンスの一つを学べたのではないかと思います。文化祭を開催するまでの間に、時に激しく意見をぶつけ合いもしました。そのすべては生徒が、本気で桑沢祭に取り組もうとする心意気の表れだったのだと思います。様々なトラブルが起こる中、その度に学生同士が助け合うことで乗り切ることができたのは、良い信頼関係を築けた大きな証と言えるでしょう。今年学んだことはしっかりと後輩たちに引き継ぎ、来年の文化祭がより良いものになるよう活動していきますので、ぜひ来年の文化祭もよろしくお願い致します。最後になりますが、学生のお願いを快く受け入れてくださった同窓会のみなさまに、心から感謝申し上げます。

記:桑沢祭実行委員長 上村侑加

 

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桑沢祭の様子 1

 

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桑沢祭の様子 2

 

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桑沢祭の様子 3

 

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桑沢祭の様子 4

 

 

 

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桑沢祭の様子 5

 

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桑沢祭の様子 6