第16回桑沢賞表彰式がにぎやかに開催 ( 2008年05月29日掲載 )
今年で第16回を迎えた桑沢賞の表彰式が、5月17日(土)の7時より、東京・原宿クエストホールにおいて開催されました。
今年は400名を越える参加者をかぞえ、昨年に引き続きタレント&工業デザイナーの稲川淳二さん(1部44L3ID)の司会により、にぎやかに行われました。
大豆生田同窓会会長による開会の挨拶では、「この桑沢賞が近年ますます期待を集めつつあります。毎年すばらしい人が選ばれ、桑沢の底力を感じます。しかし 近年推薦者数が減少傾向にあり、この賞をさらに力強いものにするため皆さんの協力で多くの推薦のお願いをいたします」と語りました。
桑沢賞(本賞)は、ファッションデザイナーの村野めぐみ氏とデザイナーの高橋正実氏に贈られました。また、桑沢特別賞はイラストレーターの灘本唯人氏とイ ンテリアデザイナーの内田 繁氏に、桑沢地域賞にはニューヨーク在住のサイエンスアーティストの奈良島智行氏に贈られました。さらに桑沢デザイン・オブ・ザ・イヤー賞にはファッショ ンデザイナーの横森美奈子氏が選ばれました。そして桑沢新人賞は7名のみなさんが選ばれ、その中から桑沢最優秀新人賞に柳 智之さんが選ばれました。
各賞の受賞者には、賞状、トロフィー(佐藤忠良先生:作)、副賞、賞金が手渡され、参加者のみなさんより盛んな拍手を受けました。 引き続き、桑沢賞選考委員の中西元男氏の桑沢賞審査報告があり、同じく選考委員の青葉益輝氏の乾杯により記念パーティが行われました。会場では、参加者のみなさんや受賞の方々とともに会場のあちこちで会話の花が咲き、賑やかでなごやかな雰囲気ですすむなか、同窓会元会長の山田脩二氏の中締めにより、無事終 了いたしました。
今回の桑沢賞各賞の賞状は、06年桑沢賞受賞のグラフィックデザイナー伊勢功治氏(1部56L2B)と陶芸作家板橋廣美氏の共作で制作していただきました。20cm角の白い陶板に、銅、アルミニウム、コバルト、シャモットを配置し、1230℃で焼成。さまざまな化学反応により小宇宙が誕生したものになっています。函はアクリル、賞状表面はわたがみに銀の箔押。
新人賞のみなさんには賞状と「デザイン12の扉」の本が贈られました。
なお会場での飲物提供に、株式会社ドウシシャの協力をいただきました。
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