会員発掘ー訪問記 ( 2008年08月04日掲載 )

古民家再生に情熱を傾ける 岩見沢市在住の武部英治さん

武部英治さん


岩見沢は札幌市内から高速道路を使い車で約1時間、 北海道の鉄道基点として古くから栄えた町です。
武部英治さんは、一般住宅をはじ公共施設を建築する武部建 設会社の専務取締役としてお兄様と二代目経営者として活躍中です。地方都市で頑張っている建築会社武部建設は、道内はもとより建築業界では、古民家再生工務店として有名です。 北海道に古民家があるの・・・との疑問に、武部さんいわく、 約100年前の開拓期明治時代、岩見沢や三笠などで住宅が建築された時、周辺のナラなど広葉樹の大木が、おしげもなく荒製材のまま使われ、躯体が丈夫なため現存しているとのことです。


今まで、外観が朽ち落ちた民家は、建築廃材として捨てられていましたが、武部兄弟は積極的に廃材を集め、保管し現代の住宅に活用しています。 これら古材の大きさ・太さは、国内もとより海外にも存在しない貴重な建材となっているとのことです。これら、古材を使った住宅建築のショールームとも言える倉庫を改築した「結びホール」では、写真展やコンサート講演会などが開催され、興味いっぱいの活動をされていました。


また、道産材の活用など幅広い地場に根ざした活動をされています。
詳細は、是非武部建設ホームページhttp://www.tkb2000.co.jp/ )をご覧ください。

北海道支部長 阿部清秀