第18回桑沢賞表彰式が開催されました ( 2010年06月26日掲載 )
多くの感動、濃密な時の経過・・・・。そんな表現がぴったりの第18回桑沢賞の表彰式が、5月22日(土)の7時より、東京・原宿クエストホールにおいて開催されました。
今年は多くの桑沢在校生の参加もあり昨年を越える約480名の参加者をかぞえ、タレント&工業デザイナーの稲川淳二さん(1部44L3ID)の司会により、にぎやかに表彰式が行われました。
大豆生田同窓会会長による開会の挨拶では、「今年で同窓会総会は50回を迎え、そして桑沢洋子先生の生誕100年の節目の年です。多くの活躍する卒業生を輩出した桑沢をさらに発展させ活気づけるこの桑沢賞を今後ともよろしくご支援ください」と語りました。
桑沢賞(本賞)は、ファッションデザイナーのMUG氏と漫画家の藤原カムイ氏に贈られました。また、桑沢特別賞はグラフィックデザイナー・版画家の遠藤享氏と写真家の高梨豊氏に。そして今回新設となった桑沢スピリット賞にはスタイリストの坂本久仁子氏に贈られました。そして桑沢新人賞は8名のみなさんが選ばれ、その中から桑沢最優秀新人賞にスペースデザインの本田真悠さんが選ばれました。
各賞の受賞者には、賞状、トロフィー(佐藤忠良先生:作)、副賞、賞金が手渡され、参加者のみなさんより盛んな拍手を受けました。 引き続き、桑沢賞選考委員の森山明子氏の桑沢賞審査報告があり、同じく選考委員・桑沢所長の内田繁氏の乾杯により記念パーティが行われました。会場では、参加者のみなさんや受賞の方々とともに会場のあちこちで会話の花が咲き、賑やかでなごやかな雰囲気ですすむなか、表彰式でのナレーションをつとめ、今年より同窓会副会長のもりいくすお氏の中締めにより、無事終了いたしました。
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※今回の桑沢賞各賞の賞状は、昨年の桑沢賞を受賞したグラフィックデザイナーの大久保裕文さんにデザインしていただきました。
賞状の文面を「360 度グラフィックス」の伊丹氏に水彩紙にインクジェットプリントをお願いし、そこに画家の寺門孝之氏に幸運の意味を込めてトランプマークのドローイングを描いていただきました。額装は「360 度ギャラリー」によるものです。