桑沢デザイン塾・2010年第1期が終了いたしました。 ( 2011年02月10日掲載 )

1997年からスタートした、同窓会主催の「桑沢デザイン塾」も早いもので13年がたちました。今回のデザイン塾は、11月6日から12月11日までの日程で、朝倉摂先生講師のワークショップ「絵を描く」と、明和電機 土佐信道社長講師のワークショップ「明和電機のナンセンス軽音部・楽器工作&発表会」の2講座で開催されました。

各講座の熱気あふれる様子を各担当者よりレポートします。


■“明和電機のナンセンス軽音部”楽器工作&発表会


年ごとに、着々と新しいビジネスシーンを広げながら、更に新しい“ナンセンス”を探り続ける明和電機/土佐社長・・・・独自の発想法で・・掘り起こし、形に、参加者も作業を進めるごとに頭の中に潜んでいる、気付いてなかったウォンツ[wants]が現実のものに形造られてゆく・・最終回での音の出る瞬間・・・歓声が上がる・・!大成功のワークショップでした。













なお、そのなかの1グループが最優秀チームとして、12月19日(日)品川プリンスホテル アネックスタワー3Fで開催の「明和電機クリスマスライブ2010 ボイスメカ二クス」に出演いたしました。

また今回は講座の内容をUstream(ユーストリーム)で同時中継し、リアルな様子を外に発信する試みをおこない注目されました。
●担当:野口英明 記



■絵を描く


一年ぶりのワークショップ「絵を描く」の開催となりました。

前回は都合により延期となり楽しみにしておられた皆さまにはご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともにこれからは年1回は「絵を描く」のデザイン塾が開かれるよう同窓会としても努力していきたいと思っています。

今回は静物デッサン2回、犬のデッサン1回、ヌードデッサン2回、最終日の合評会と都合6回のカリキュラムで行いました。デッサンのほかに今回は初めての試みといたしまして「絵本を描く」というコースも設けまして4名の生徒さんが参加し学ばれました。

「絵本を描く」というのは各自がテーマを決めてそのテーマをどのように描き、どんな素材で表現するかを先生と相談しながら進めていきました。

色鉛筆にしょうか?水彩絵の具が良いか?色紙を切って張り付ける等々、先生と熱い相談をしながらご自分が思い描きたい「絵本」と格闘していました。

今回の生徒さんは、とてもデッサンが上手だと朝倉先生やアシスタントの先生方も言っておられ、生徒の皆さんに一生懸命に指導していました。

最終日の「講評会」は、熱心な質疑応答や先生方の具体的な指摘、他の皆さんがどのような思いでデッサンを描いているかということが聞くことができたなど大変参考となり充実した時間となりました。

最終日の終了後は、明和電機に参加の皆さんとともに「親睦会パーティー」が近くのレストランで開かれ、講師の先生方や関係者の皆さんと共に大いに語り、食べて飲んで楽しく終了しました。


●担当:中村哲夫 記