関西支部総会「in淡路島」のご報告 ( 2013年09月20日掲載 )

国生みの島・淡路島を舞台に「みんなで語ろう 地域・風土とデザイン」 と銘打ち2013年11月17日(土)・18日(日)の両日、関西支部総会「in淡路島」 を開催いたしました。

  連休の谷間に挟まれた土・日、かつ生憎の豪雨のなか、関西支部から10名、同窓会本部から4名、総勢14名の参加を得て淡路夢舞台にある国際会議場にて開催されました。

   先ずは、元同窓会長の山田脩二氏による「新・淡路島百景」のスライド上映とトークでスタート。

約200枚という大量のスライドの量と質に圧倒され、軽妙洒脱なトークに参加者の心も和んだのでした。

  激しい風雨の中、淡路の西淡、山田邸内にある「達磨窯」の見学へ。幸いにも雨脚が弱まった頃、山田邸に到着。達磨窯は、国内に2~3基しか稼働していない希少な窯ですが、文化的な視点から、2008年、山田氏が私財を投じて有志とともに復刻し、稼働させたものです。

 奥様の心づくしの手料理を堪能し、宿泊先のウエスティンホテル淡路へ。中華料理を堪能したのち、恒例の「くるま座懇親会」へ突入し、深夜まで懇親を深めたのでした。

 国際会議場内の円形瓦屋根の中庭に立つと、安藤忠雄氏のアイデアと、その具現化に尽力された山田脩二氏の知恵と創意が、見事に融合され、職人の手技で見事に表現されているのが実感できます。

 

 瓦の屋根がここまでモダン建築に融合している例は他に無いでしょう。国際会議場内には、山田氏の敷瓦も多用され、山田ワールドが堪能できます。

 機会があれば、ぜひ現地でご覧になることをお勧めします。

 http://www.yumebutai.org/index.html

 

淡路夢舞台 国際会議場内の円形瓦屋根の中庭

国際会議場内の円形瓦屋根の中庭にて集合写真

 

 

 

 

 

 

 

山田邸内にある「達磨窯」山田邸内にある「達磨窯」前にて 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の支部総会にご協力いただいたすべての皆さまに感謝いたします。

 

記:関西支部長・房 忍(1部43L3ID)