第21回桑沢賞表彰式が開催されました ( 2013年10月01日掲載 )
今年で第21回を迎えた桑沢賞の表彰式が、5月18日(土)の7時より、東京・原宿クエストホールにおいて開催されました。
今回もタレント&工業デザイナーの稲川淳二さんの司会により、にぎやかに表彰式が行われました。
大豆生田同窓会会長による開会の挨拶では、「最近景気回復の兆しが見えて来ていますが、この桑沢賞が始まったのは失われた20年といわれた初年度であり、今回、新人賞を受賞する皆さんが生まれた年でもあり感慨深いものがあります。これまで多くの受賞者を輩出してきており、その方々は世界を、そして日本のデザイン界を引っ張ってきたことは大変嬉しく思います。一例ですが、オランダのフレームという有名なインダストリアルデザイン誌の特集に桑沢が取りあげられたことは桑沢が世界に認められているということでもあり嬉しく思います。そんな桑沢賞にこれからもご協力お願いいたします」と語りました。
桑沢賞(本賞)は、プロダクトデザイナーの藤城成貴氏に贈られました。また、桑沢特別賞はグラフィックデザイナーのU.G.サトー氏とグラフィックデザイナーの太田徹也氏に。そして桑沢デザイン・オブ・ザ・イヤー賞にはアートディレクター/フォトグラファーの齋藤芳弘氏およびファッションデザイナーの歳永ゆきね氏に贈られました。そして桑沢新人賞は7名のみなさんが選ばれました。
各賞の受賞者には、賞状、トロフィー、副賞(各支部の名産品を旬の時期に発送)、賞金が手渡され参加者のみなさんより盛んな拍手を受けました。
つぎに、桑沢賞選考委員の中西元男氏の桑沢賞審査報告があり、桑沢所長の浅葉克己氏の乾杯により記念パーティが行われました。会場では、参加者のみなさんや受賞の方々、そして新卒生のみなさんとともに会場のあちこちで会話の花が咲き、賑やかでなごやかな雰囲気ですすむなか、表彰式でのナレーションをつとめた同窓会副会長のもりいくすお氏の中締めにより、無事終了いたしました。
関係者の皆さん、ボランティアでお手伝いをしていただいた若い人たちや桑沢学生さん、そしてTシャツをデザインしていただいた篠田太郎さん、本当にありがとうございました。
なお、今回は例年になく天気にも恵まれたにもかかわらず若干参加者が少なかったようです。来年5月17日(土)の桑沢賞表彰式にはぜひ多くの参加をお待ちいたしております。
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第21回を数えた桑沢賞。 受賞者に贈られた歴代表彰状をすべてご紹介!
- 同窓会が毎年デザインの発展に大きく貢献したクリエーターに贈る桑沢賞。受賞者の名前に目がいきがちですが、毎回受賞者に贈られる「表彰状」には他にないとてもユニークな趣向が凝らされています。それは毎回桑沢卒のデザイナーに自由にデザインしていただいており、まさに世界に一つしかない表彰状といえます。そこで今年で21回を迎えた桑沢賞の表彰状21点と受賞者をすべてご紹介します。