桑沢デザイン研究所同窓会 中・四国支部総会報告 ( 2013年12月02日掲載 )

瀬戸内 弓削島にて

 

瀬戸内の小島、弓削島(ゆげしま)には3名の桑沢同窓生が在住し、活躍されています。

弓削島は穏やかで、いかにも瀬戸の小島です。都会から見れば天国の様な島です。なぜ、この島なのかという、素朴な疑問もあり、この島に住む3名の平山久子氏、加藤健氏、宮畑周平氏に講師になって頂き、「地域とデザイン」をテーマに、座談会および支部総会、懇親会を開催しました。

10月5日(土)正午、広島県JR尾道駅に集合。当日はあいにくの小雨交じりで、市内散策には鬱陶しい日になりましたが、それにも負けず、名物尾道ラーメンを食べ、ロープウェイで千光寺公園に登り、上から瀬戸の島々を眺め、尾道の坂道を下るなど、尾道を堪能した後、3時過ぎ車で弓削島に向かいました。

午後5時より座談会が開かれました。テーマは弓削島の3名による「地域とデザイン」。

参加者は、東京より大豆生田会長、八十島副会長、赤羽理事、稲村理事の4名。岡山より、吉村、児島。愛媛より、薬師神、荻原。広島より、大野、佐藤,籐、出本、小林。

弓削島の平山、加藤、宮畑の合計17名。

座談会では、3名それぞれの弓削島に住むことになったいきさつと島の特性、「デザイン」が島にできること、子どもたちへのデザインをとおしての教育プログラムの作成、地域貢献など、現在とこれからの希望を語っていただきました。

住んだきっかけは各自違いますが、小さな島に住みながらの大きな夢を抱く桑沢の先輩方の底力を見たような気がしました。

座談会の後は支部総会、各自の近況報告、要望を聞き、食事、懇親会にはいりました。話がどんどん盛り上がり、夜が更けていきました。

翌日、空は晴れ上がり、瀬戸の海がギラギラ輝いていました。

島を堪能した後、各自弓削島を後にしました。

 

記:中・四国支部長 出本正彦

 

1_ramen 2_keshiki 3_konshinkai 4_syuugou1 5_nagomi 6_sanpo 7_syuugou2