桑沢デザイン研究所同窓会 中・四国支部総会を終えて ( 2013年12月01日掲載 )

中・四国支部総会を終えて、ご参加いただいた方からコメントをいただきました。(順不同)

 

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尾道から眺める造船所の連なる風景は独特の風情がある。そんな風景のしまなみ海道を経て、因島からフェリーで数分のところに弓削島はありました。都会で生活する私たちには非日常空間のような、のどかな環境でした。久しぶりに会う顔、初めて会う顔、この島で暮らす3人の同窓生を囲み、和やかに支部総会が開かれました。支部総会に参加するたび、様々なところに、様々な同窓生がいて、皆それぞれ活躍していることを再認識させられると同時に、すぐに打ち解けあう桑沢DNAの強さを感じます。素晴らしいことです。

 

同窓会会長

大豆生田 守

 

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初日はあいにくの天気でしたが、久しぶりにお会いする方々
特に出本さんと宮畑君に再会できた事は単純に嬉しかったです。
 
行ってみて、桑沢同窓生のお三方が弓削島に引き込まれた原因が
体感出来たと思っています。
僕も縁が出来ましたので、いずれその様な心境になるかもしれませんね。
 
しかし、「島」とは名ばかりで、殆ど陸続きと同じじゃないですか!
 
同窓会副会長 
八十島 博明         
 
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先月は中四国の同窓会参加していただきありがとうございました。
また遠方よりご苦労様でした
。楽しいひと時を皆様とともに送ることができ各地で活躍している
同窓生の意識の高さに改めて桑沢の良さを味わいました。
 
当日の状況並びに参加いただいた皆様の仕事内容も理解していない中
進行役をさせていただき大丈夫でしたでしょうか?
地方に生活している中 何か今までと時代流れが変わっている事を実感している
今日この頃今回の企画はタイミングが良い内容と思われました。
多くの卒業生の皆様にも 地方のデザイン活動、卒業生の生き方など
広く同窓会の皆様、そしてデザイン界にも知れる事も大切な事に思われます。
 
桑沢の同窓会も世代を超え、続ケて行く大切な時期と思います。
瀬戸内での穏やかな中での幸せを皆様にお伝えください。
 
 
中四国同窓会 副支部長 
倉敷ファッション研究所
吉村 恒夫
 
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ふだん長閑な弓削島ですが、支部総会の日は諸先輩方のお話を伺えて大変刺激的でした。
皆さんそれぞれ取り組まれていることは違えども、その根底に流れる桑沢のスピリットを感じました。
私もまだまだ未熟者ですが、諸先輩方に負けないように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
 
瀬戸内編集デザイン研究所
宮畑 周平
 
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過日は遠路はるばる弓削島までお越しくださいまして有難うございました。
初対面の諸兄にお会いし、僅かな時間で桑沢同窓生という仲間意識からか、
非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
また、ご来島中の貴重な時間内に拙宅の和み庵にも立ち寄って下さり、
更に親交を深めることができました事、稲村さん始め、日頃同窓会運営に
お骨折り下さる方々のお陰と深く感謝致しております。
 
小生は弓削島で開催された中・四国支部総会の5日後にニューヨークへ
旅立ち、全く仕事抜きの多くの友人と再会し1ヶ月過ごしてきました。
ニューヨークの変化する様は相変わらず東京よりも早く広域です。
アメリカ全体の経済沈滞の影響はニューヨークも同じだけれどビジネス
中心に展開している構造社会だから意図的な施策で、地価の高騰が1年
経たない間に家賃が30%値上がりするなど・・・市は税収を高める手段に
土地高騰を計り、産業形態や街並みを変貌させ税収を高められる産業に
活用させ、それら地域の再生や活性化を実現させる・・・といったシナリオ
なのだ。・・・と友人達は言っておりました。
 
一方、日本ではマータイさんのMOTTAINAIやスローライフ・・・の
スローガンは真意を捉えず、QOL=クォリティーオブライフなどの経済
流行語が保険業にまで活用され、911や311の災害から発生した地球
単位の絆や世界は1つ・・・の精神が消え失せない正道を人の叡智で組立て
直すのが急務です。
 
我々が学んだ時代のデザイン・・・の世界もコンピュータ時代と共に急進化
したグローバル経済社会の影響を受け、今やその守備範囲が広域化して
歯止めが利かなくなっている・・・と言っても過言でない様に思えてならず、
次世代に活躍する後輩達と共に地球サイズのビジョンを創らねばならない
・・・といった危機感を覚えます。
 
 
蛇足ですが・・・
ニューヨーク滞在中、3時間離れたニューオルリンズへ行きハロウィンを
楽しんで来ましたが、数年前のハリケーンで水没した街が観光都市として
フレンチクォーターと呼ばれるエリアはほぼ再生されて来た様子でした。
弓削島で生活していますと時折、対岸の火の様に思ったりしますが日本の
地方自治体が懸命に自立しようとしている様に、ニューオルリンズもまた
311の東北大災害同様に、懸命に復興しようとしています。
 
近未来、日本の政府にデザイン省が誕生することを切に願います。
 
和み庵 庵主  
加藤 建
 
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先日は遠いところ、ありがとうございました。
 
大先輩からお若い方まで、異種分野の方との集まりは大変興味深いお話が聞けて、同窓会ならではの愉しさでした。
またお近くに3人も同窓生がいらっしゃることを知り、いつか何かができそうな予感がします。
 
フルタイムで働きながら主婦業もこなす超多忙な時期は「桑沢同窓会」は無縁な存在でしたけど、
これからは、みなさんに触発されながらモノ作りしたいと願っています。
 
佐藤知津子
 
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お世話になりました。
感慨深い旅でした。
1.愛媛県なのに遠い。目の前は広島県。
2.橋が愛媛県と広島県にわたっているのに、弓削島に行くのには、何分かで着くヘリーに乗らないと行けないこと。
3.取り残されたのかな?。でも島に入ると大事な島独特の文化が残っているのを。独特の文化が育っていく、作っていく人たちの力を感じました。今からが楽しみ。
5.いい意味でのこされてよかった。
6.四国にも橋がなければよかった。例=住宅に焼き板の家が多かったのに今ではどこに行ってもプラモデルのような東京も四国も同じ住宅街が多くなった。
以上感じたことを記しました。
地方支部の行事にもっと他支部の会員も参加すればいいと思いました。もったいない!
 
薬師神親彦
 
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今夏の支部活動で感じたのは、
いつもと時間の流れ方がまったく違うというのがとても印象的でした。
弓削島はリゾート地とも違い、また商業的な香りもないが、
私のような見知らぬ人部外者にもすれ違う方々が、気軽に声をかけてくださったり
子供たちもまた大きな声で「こんにちわー!!」と声かけてくれたり、
思春期の子も控えめにも「こんにちわ」と声をかけてくれたり、
なんだか家族親戚のように、島全体が受け入れてくださっていた気分でした。
 
中・四国支部総会から間もなく二ヶ月ほど経ちますが、
もやもやとした島に恋しているような不思議な気持ちになっています。
また、この弓削島はそんなに大きくもないのに桑沢同窓生が3人もいらっっしゃりと、
各々がそれぞれにご活躍されいることも、とても刺激的でした。
 
改めて、同窓会の活動とともに、自分の活動も頑張っていこうと思いました。
 
同窓会支部担当理事
稲村 彰保